川越公演直前!新国立劇場バレエ団の池田理沙子さん、奥村康祐さんインタビュー

イベント2017年9月7日


9/23(土・祝)開催の新国立劇場バレエ団 こどものためのバレエ劇場「しらゆき姫」で主役を演じる池田理沙子さんと奥村康祐さんがウェスタ川越にいらっしゃいました。7月の新国立劇場での公演でもしらゆき姫と王子としてキラキラ輝いていたお二人にスタッフYがインタビューを敢行!


― この公演はたくさんのお子様もご来場いただけることかと思いますが、初めにおふたりはどういうきっかけでいつバレエを始めたのか教えていただけますか? 
池田さん:4歳で父の赴任先である香港で習い始めました。母が、姿勢が良くなるようにと、習い事として連れて行ってくれたのが始めたきっかけです。 
体を動かすことが好きだった池田さんは並行して新体操のお稽古にも通っていましたが、選手コースに進むかどうかの決断を迫られたときにバレエを選択したのだそうです。
奥村さん:5歳のときです。初めは妹のレッスンに祖母と一緒に付き添いとして通っていました。レッスンの間に見て覚えた振り付けを妹に一生懸命教えているのを家族が見て「習わせてみよう」と考えたようです。 
お母様がバレエ教室を主宰されている奥村さん。幼少から英才教育を受けてきたのでは?と想像していたのですが、ご家族は最初奥村さんにバレエを習わせる気はなかったそうです。意外でした!



― 役作りについて教えていただけますか。どうやって役になりきっていますか? 
池田さん:今回の「しらゆき姫」については童話を参考にしました。バージョンがたくさんありますので。他バレエ団の公演も参考にしますが、実際に踊るときには自然に出てきた感情を大切にしています。 
奥村さん:舞台上では(王子に)なりきらないと恥ずかしいですよね。役になりきることは好きです。なりきることで(普段できない)いろいろなことができます。そのための準備として役について紙に書き出し、その人がどういう人なのか考えます。そうすることで王子として舞台にいることができるのです。 
ステージでしらゆき姫や王子として存在するためには踊りのテクニックだけではなく演劇の素養も必要なのですね。
 
― 客席から拝見しているとまさにしらゆき姫と王子!といった感じのおふたり。実際はどういう役がお好きなのでしょう。 
池田さん:小さいころから活発な子どもでした。どちらかというと、スワニルダ(「コッペリア」)やキトリ(「ドン・キホーテ」)のようなおてんばキャラが似合うと言われてきましたのでお姫様は憧れの役でした。今回しらゆき姫役で踊ることができて嬉しく思っています。 
しらゆき姫はお姫様ではありますが森で小人たちと生活するなど活発なところもある女の子です。池田さんはどんなしらゆき姫を踊るのでしょうか。ぜひご自身の目でお確かめくださいね。
奥村さん:王子よりバジルやガマーシュ(「ドン・キホーテ」)といったコミカルな役が好きですね。狙った通りにお客様が反応してくださると嬉しいです。客席の反応はダンサーに伝わっているんですよ。反対に王子は笑わせるところがないから難しいです。舞台に出てきた瞬間「王子様だ!」とお客様に思っていただかなければならないですし。そのために心の中ではありますが王子らしい丁寧な言葉遣いをイメージしながら演技することを心がけています。 
その貴公子然とした外見からは想像もつかない、三枚目役が好きという奥村さん。大阪出身ということで関西人の血が騒ぐのでしょうか。(ガマーシュをご存じない方、検索してみてください!)敵役や悪い役もお好きだそうです。

今回は休憩を含めて1時間半という短い上演時間ですが、通常は2時間~3時間の公演が多いバレエ。主役ともなれば舞台上にいる時間も長く、精神的にも体力的にも大変なはず。さぞかしストイックな生活をしておられるに違いないと日常生活について質問してみるとおふたりとも「普通の状態をキープすることが大切」というお答えが返ってきました。プロとして「踊る」ということはステージに立つことも日常、私たちが学校や仕事に通うのと同じように「自然体」でいることが大事なのですね。 

― 最後に川越のお客様へメッセージをお願いします。
池田さん:「しらゆき姫」は有名な作品なので知っている方も多いのではないでしょうか。今回はナレーションに沿って物語が進むのでどなたにも分かりやすいと思います。しらゆき姫、王子はもちろんのこと、王妃、小人たち、動物たちなどたくさんのキャラクターが登場し、役に合わせた踊りがあって楽しめます。初めてバレエを見る方にもおすすめの作品です。
奥村さん:小さいころからいろいろな芸術に触れることは大切です。「しらゆき姫」はそれが伝わりやすい作品だと思いますが芸術だということを気負わず、純粋に心の底から楽しんで観ていただきたいです。

池田理沙子さん、奥村康祐さんありがとうございました!
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