「松竹大歌舞伎」製作発表 尾上菊之助さん「歌舞伎の魅力を120パーセント伝えたい」

イベント2018年4月20日



「松竹大歌舞伎」は公益社団法人全国公立文化施設協会が松竹株式会社と連携して主催する企画公演。東コース(東日本中心)、中央コース(東海・北陸中心)、西コース(西日本中心)があり、全国のホールで公演が行われ、昨年50周年を迎えました。今回ウェスタ川越で開催されるのは東コースとなります。
3月某日に製作発表が行われ、尾上菊之助さんが公演の意気込みを語りました。



今回の3つの演目について「どれも代表的で華やかで分かりやすい演目。歌舞伎を観たことがある方も初めての方も楽しんでいただけると思う」とのこと。菊之助さんは「御所五郎蔵」の五郎蔵、「高坏」の次郎冠者を演じます。

「御所五郎蔵」は五代目尾上菊五郎が大事にしていた演目で、以前演じた際には(河竹)阿弥の七五調の台詞、洗練された言葉、掛け合いの面白さを感じつつ、また縁切りやだんりといった歌舞伎を代表する場面、歌舞伎美の極まった場面をどのように見せていくか、輩が築き上げてきたものをいかに継承し黙阿弥の魅力を伝えていくか、難しさと同時に楽みも感じながら演じたそうです。

「高坏」は六代目尾上菊五郎がアメリカで流行っていたタップダンスに着想を得て創作された舞踊。菊之助さんは「日本舞踊にタップダンスを取り入れるのは祖先でありながらすごい人だなと思ってしまう」と笑います。その後上演されなくなってしまったのを十七世中村勘三郎が復活、十八世中村勘三郎が当り芸としていました。菊之助さんもこの「現代の『高坏』の流れに乗りたい、この狂言の持つふんわりとした雰囲気や桜羽目のなかでお酒を飲んで浮かれながらタップを踏むのが難しいところでもあり、面白さでもある。ほろ酔い加減でタップを踏めるようになるまで稽古していきたい」と意気込みました。

全国各地を巡るこの公演、楽しみにしていることはありますか?との問いに「土地の空気に触れ、名物、美味しいものを食べるのが楽しみ」と即答した菊之助さん。「今回はどこに行こう?」とみんなでお店を探すのだそうです。「まずは札幌でビールとジンギスカン!」とのことですが、川越でもぜひ美味しいものを楽しんでいただきたいですね。

今回菊之助さんは一座の中心となって全国公演を行います。「一座のことを気にかけなければならないのはもちろんだが、行く土地の皆様にどうしたら歌舞伎の魅力を伝えることができるかということに気を配り、歌舞伎の魅力を120パーセント伝えられるような公演にしたい」と気合十分の様子。お話をうかがってますます公演が楽しみになってきました!




ウェスタ川越での公演は7月3日(火)、チケットは好評発売中です。
よいお席はお早めにお求めください。


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