文学01 幻想文学 ー カフカ・鏡花・ツィマ ー
プラハ、高野山、渋谷、そして川越。
聖と俗、生と性、此岸と彼岸など、様々な境界が交錯する土地において、作家たちはどのような言葉を紡いでいったのか?
「幻想=境界のゆらぎ」と土地の関係について、解説を交えながら考察していきます。
▼講座内容(予定)
第1回 フランツ・カフカ 「判決」
都市プラハの歴史を解説しながら、ユダヤ系作家カフカによる短編「判決」の読解を試みます。
第2回 泉鏡花 「高野聖」
高野山の旅僧が語る聖俗のはざまの揺らぎなど、泉鏡花の幻想的な言葉の世界を存分に味わいます。
第3回 アンナ・ツィマ 「シブヤで目覚めて」
分身の文学の系譜をたどりながら、チェコの現代作家が描くプラハ、渋谷、川越というリミナル空間の解読を試みます。
■持ち物 筆記用具
■講 師
阿部賢一(東京大学教授)
1972年生。専門は中東欧文学、比較文学。著書に『翻訳とパラテクスト』(読売文学賞)他、訳書にアイヴァス『もうひとつの街』、チャペック『マクロプロスの処方箋』など。
<お申し込み>8月28日(木)10:00 より先着受け付け開始
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・フォーム送信後に受け付け内容とお手続きに関する自動返信メールが届かない場合はご連絡ください。 (特にgmailの場合、届かないことがございます)
・お申し込みはFAX、窓口でも承っております。
・なお、受付開始日時よりも前にお送りいただいたお申込みおよび、Eメールでの直接のお申し込みは、無効となりますのでご注意ください。
・本講座のお手続きは事前に銀行振込が必要です。
・教材の手配がございますので、申し込み受付後のキャンセルはご遠慮ください。
講座実施日 |
10月12日(日)10月19日(日)11月2日(日) |
時間 |
13:30~15:30 |
会場 |
ウェスタ川越2階 市民活動・生涯学習施設 活動室5 |
回数 |
全3回 |
受講料 |
3,000円 |
定員 |
14名 |
■講座についてのお問い合わせ
電話 049-249-1186
Mail entry@westa-kawagoe.jp
Mailでのお問い合わせは、講座名・お名前・ご連絡先をご明記ください。